着物 買取 フランチャイズ
長襦袢を着て単やら袷を着始めたのはごく最近なので、当然結べる帯は半幅帯だけ。名古屋帯は、一応おばーちゃんの形見の正絹一本と、練習しようと思ってオークションで落札したやっすいの2本、気に入って落札した不思議色の正絹と化繊がそれぞれ一本ある程度。着物買取とは所謂「着物一枚帯三本」(だったっけ?)にはえらく遠い現実がここに(苦笑)。でも明日着物着て、出来ればお太鼓で出かけたい…と思い、最近運針とか、他のことに気をとられてすっかり怠け気味だった名古屋帯の練習をすることに。
着物屋の主人が言っていたのだが、現在の着物に使われているあらゆる柄というものは、400年前の江戸時代にすでに完成したそうだ。新作というのは、配置や色を変えているに過ぎない。というか、どんなに変えても、結局そこに行き着いてしまうという「完成された」物だったそうだ。江戸に形成された日本人の美意識。そこを見つめることで、新しい表現が生まれてくる気がする。一月の成人式には、やっぱりふりそでを着て出席したいと思う女性は多いが、現代の女性の中には、着物が一人で着られる人はほとんどいない。
母方の祖母が着物大好きで、母や叔母のためにいくつか作っていたのだけれど、着られないまましまってあったのを発見。メンテはしっかりされていて、虫干しや入れ替えも欠かさないのに、誰も着ていない。それはいくらなんでも勿体無い!ということで、私が着てみることになった。今回着たのは、「付け下げ」という、略式の訪問着のようなもの。染め方が違うけれど、訪問着として用いてよいらしい。絹がしっとりしていて、柄も色もきれい。
では、スーツにネクタイやシャツを足してみようか。しかし、着物に襦袢や羽織を足してよいなら、やはり着物の方が種類が多い。襦袢は、着物の下に着る下着のようなもので、襟の部分だけがちらっと見えるほどでしかない。しかし、良いものは、襦袢全体に様々な柄が描かれていることが多い。その柄がまったく表に現れないのにである。羽織も同じ。羽織の背裏に刺繍した布を貼り付けるのは、江戸時代に流行ったそうだ。そもそも、将軍吉宗、綱吉といったあたりの「質素倹約」の政策が、こういった内なるお洒落を加速させたということもあったようだ。
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